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香川県理学療法士会ってどんな会?

香川県理学療法士会(以下、本会と略)は、昭和43年に3名の会員で発足して52年が過ぎ、現在では会員数が1,175名になりました。理学療法士は、日頃から医療や介護の現場において、病気や障害を抱える方が自分らしく暮らしていけるよう支援していく医療専門職であり、より質の高い知識や技術が求められています。本会では、会員の専門性を高め、理学療法士の資質の向上と県民の健康の増進に寄与できるよう、日本理学療法士協会と連携し、事業を展開しています。「理学療法士の資質の向上」を目的として、本会が主催する学会や研修会は、年間50回を超えます。

活動の概要は?

時代の流れと共に、理学療法士に求められる役割も増え、社会貢献できる場が大きく拡がりました。スポーツ現場においては、高校野球・高校サッカー・中学バスケットボール・中四国パラ陸上競技大会などで障害予防のためのサポート活動を実施しています。また県内の地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みでは、香川県作業療法士会、香川県言語聴覚士会と共同で委員会を発足し、県や市町の行政と連携し、地域ケア会議における助言者の派遣や他職種の研修事業なども実施しています。さらに高齢者だけではなく、障害児に対するサポート体制の充実に向けての活動も始めました。本会の目的でもある「県民の健康増進に寄与する」活動を実践するためには、子どもから大人、そして高齢者まで、全ての県民の健康な暮らしのサポートができるよう、今後も活動を続けていきます。

また、香川県は気候も良く災害も少なく、すごく住みやすい街でありますが、南海トラフ地震が30年以内に7割の確率で起こるとされ、香川県全域が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。これを踏まえ、本会では災害対策委員会を発足し、会員に対して意識を高めるための研修会を開催しながら、発災後の避難所で活動できる人材育成などを行っています。

①高校野球サポート(平成20年7月13日)         ②高校野球サポート(平成29年7月16日)    ③認知症予防キャラバン講師派遣(平成28年7月21日)

                

④認知症予防運動指導者養成講習会(令和元年9月12日)  ⑤ダイハツ健康安全運転講習会(平成30年4月15日)

         

 

新型コロナウイルス感染症予防に向けた取り組み

 本会では、独自に「士会活動時における感染症対策ガイドライン」と「事業の開催指針」を作成し、毎月、災害対策委員会で香川県内の感染状況を踏まえて検討し、理事会で承認して活動における感染症対策を徹底しています。また、コロナ禍において高齢者の外出機会が制限され、活動量が減ることで生じる機能低下に対して、「自宅でできる健康維持体操」の資料をホームページに掲載しました。また「おうちでできる簡単エクササイズ」のDVDを作成し、県内の市町や希望のある団体に無料で提供しています。ご希望の方は、香川県理学療法士会のホームページをご確認ください。

<連絡先>

〒769-0205

香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁62-1 四国医療専門学校 理学療法学科

TEL:0877-41-2330 FAX:0877-41-2332

HP:https://userweb.shikoku.ne.jp/kpt/