2020年11月11日 サンメッセ香川 「第7回KAGAWA介護王座決定戦」にて企画運営に携わる
① 香川県介護福祉士会とは
香川県介護福祉士会は、全国に先駆けて平成元年7月に介護福祉士有志が熱い思いを持って任意の職能団体として設立いたしました。平成22年6月に一般社団法人化し、介護の専門職である介護福祉士の現任研修や、スキルアップ研修、介護福祉士を目指す人材育成、社会啓発活動などに取り組んでいます。
日本の超高齢社会における介護職の役割、責務の重要性を更に痛感しており県民の福祉の向上に貢献できるよう会員一同研鑽を重ねております。
基本理念
私たち介護福祉士は、介護福祉ニーズを有するすべての人々が、住み慣れた地域において安心して老いることができ、そして暮らし続けていくことのできる社会の実現を願っています。
そのため、私たち香川県介護福祉士会は、一人ひとりの心豊かな暮らしを支える介護福祉の専門職として、倫理網領を定め、自らの専門知識・技術及び倫理的自覚をもって最善の介護福祉サービスの提供に努めます。また介護人材の育成や離職防止の取り組みを強化し、地域福祉に貢献すべく努力をしてきます。
私たち介護福祉士は、自己決定を最大限尊重し、人間の尊厳の保持を旨とする介護サービスを提供します。そして、すべての人々が住み慣れた地域において、安心して暮らし続けることができる社会の実現を目指します。
基本姿勢
- 確かな洞察力・共感力・倫理観をもって、一人ひとりの、自立に向けた暮らしを支える仕事に邁進します。
- 常に専門知識を技術の向上・自己研鑽に努め、専門的サービスの提供をします。
- 福祉・医療・保健・その他関連する業務に従事する者との積極的な連携を図り、総合的かつ最適なサービスを提供します。
- すべての人が住み慣れた地域において、自分らしく暮らし続けることができるよう、地域福祉の推進に努力します。
- 多様化するニーズに応えるべく、介護福祉に関する教育水準の向上と、後継者の指導・育成に努力します。
② 地域包括ケアシステムの構築における香川県会福祉士会の役割
重度な要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで地域で送れること為の生活支援、暮らしを支える支援は介護福祉士の重要な役割であり、専門分野でもあります。
現在、香川県介護福祉士会は、地域の中で活躍できる介護リーダーを養成するためにファーストステップ研修やリーダー養成研修を行っています。
また地域のネットワークづくりの一員として地域の「在宅医療介護連携会議」等に参画し、多職種連携を基盤に地域の社会資源や新しいサービス開発、居場所づくり、地域の人材育成、研修など具体的な取組みを実施しています。
③ コロナ禍のなかで
新型コロナ感染拡大の最大の影響は、本会の運営の要である月例研修会が対面で開催できなくなったことです。会議等はリモートで開催しましたが、研修会はニーズの多い介護実技講習会など人と人との距離が密接である必要があり集合研修を開催できず、県下で3か所続けていた実技講習会も中止しました。一方、会員は介護現場で業務に多忙を極めている状態にあります。
この経験が今後の介護職のつながりを深め力になることを信じ、介護現場を支える介護福祉士の人材育成と社会貢献に努めていく所存です。
お問合せ先
香川県介護福祉士会
〒762-0083 丸亀市飯山町下法軍寺581番地1
丸亀市飯山総合保健福祉センター2F
TEL:0877-85-9560 FAX:0877-85-9570
e-mail:kagawa-kaigo@shirt.ocn.ne.jp