地域包括支援センターは、高齢者が医療や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らし続けられるよう、地域の特性や実情を踏まえた課題を把握するとともに、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援が一体的に提供されるよう地域の関係機関・団体等と連携を図り、地域包括ケアシステムを構築するための中核機関です。
本市では、地域包括支援センターのほか、市内の27か所の老人介護支援センターを地域包括支援センターの窓口(ブランチ)として位置づけ、地域の様々な課題に対応するネットワークを構築しつつ、個別ケースのコーディネートを行っています。
地域包括支援センターでは、高齢者の総合相談窓口として、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などの専門職が、それぞれの専門性を生かして高齢者や家族の多様な相談に対応し、関係機関等との連携を強化するとともに、介護支援専門員等の質の向上に努めています。
また、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる「共生」と、認知症になっても進行を緩やかにする「予防」を目指し、認知症の人やその家族を継続的に支援しています。
🔸介護支援専門員を対象にした研修会
介護支援専門員の相互のネットワーク構築や実践力向上のため、定期的な情報交換会や必要な研修等を開催しています。
令和4年度介護予防支援及び介護予防ケアマネジメント研修会(サードレベル研修会)
「高齢者支援と8050~家族の力を見極める~」模擬地域ケア会議の様子
🔸認知症施策の推進
認知症の早期診断・早期対応に取り組むとともに、認知症で生活上の困難が生じた場合でも、周囲や認知症サポーターを中心とした、認知所の人やその家族を 支援する仕組みづくりに取り組んでいます。
🔸高松市認知症ケアパス
認知症を知り、適切な医療や介護サービス等を利用するために活用するツールです。
🔸市民への啓発
認知症への理解を深めるため、正しい地域の普及、啓発に努めています。
令和4年度たかまつ認知症フェア(薬剤師によるお薬相談の様子)
〈お問い合わせ先〉
高松市地域包括支援センター
住所:高松市桜町一丁目9番12号
TEL:087-839-2811
FAX:087-839-2815
リンク:
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/shisetsu/shisetsu/hokatsu.html